上本訓久クリスマスコンサート！大喝采で幕を閉じました。駆けつけてくださった皆様、あの感動を共感できたことは今年一番の素敵なことだったと思います。天に届く歌声と何度も申し上げたように，何処までものびやかに広がる声に魅了されました。

司会を頼まれ、まじめに台本を書こうと早くから行っておりましたが、本人到着後、段取りを聞くと、最初に客席から出ますので後はお任せします、とのこと。リハを見ててもおもしろすぎて、スタッフみんな笑い転げ仕事にならず。思わず、のりくん！オペラ歌手より吉本行った方がええんじゃないん？そこらへんの芸人よりよっぽどええわ・・・

おば樣方につっつきまわされながらいよいよ本番。

予ベルに続く本ベルの後、迷子のお知らせからのアナウンス。客席に紛れていきなり歌いだす。

やんちゃで悪ガキのままののり君のステージは客席と一体となり素晴らしい空気感で盛り上がる。

歌は耳で聞くと思ってたけど彼の歌は体中の毛穴からも目からも口からもすべてから入ってくる。

何より小さな子供たちがまんじりともせず、身を乗り出すように聞き入ってる姿に感動した。全てが浄化されていく

そんな素晴らしい歌声にふれ、常日頃、本物に触れることが大切と言ってきた、これこそ本物！悪いけど有名なオペラ歌手すべてがかすんでしまった。

今回、３０００円のチケットだったが、皆さんお帰りの時、募金箱にご寄付をくださったがすべてが札であふれていた。お客様おひとりおひとりが３０００円では安すぎると感じてくださったことにさらに感激。帰り際にはたくさんの方から握手を求められ、CD売り場も長蛇の列となった。